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お店・家づくり。 Archive

茅ヶ崎市からの補償費

セットバックに伴い、後退用地に立ち木や垣根があると移植、伐採、取壊し費などを市が補償してくれます。申請方法は、セットバック申請と一緒に補償契約書を提出するのみ。

のりたか邸の後退用地には、ブロック塀が少しかかっていたので、その取り壊し費用と立ち木の伐採補償が該当しました。


立ち木の査定は、木を移植した場合の費用(根切り、運搬、植え込み費)と新しく木を購入して植える費用と

を比較して廉価を採用しているとのこと。
木の種類、大きさ、管理状況で金額が相違するらしいが、取り壊し前のウチにあったもみじと松の査定は意外と高評価だった。

セットバック

土地に接する道路の幅員が4m以下だったため、道路の中心から2mの敷地境界線を後退させる

"セットバック"が対象でした。

 

セットバック申請は、市役所の道路管理課が窓口で申請書類を片手に→建設総務課→建設指導課

→開発審査課→都市計画課→そしてまた道路管理課とぐるぐる回り申請します。
他の町では、後退用地を寄付する所もあるそうですが、茅ヶ崎市は、商業地域以外の市街地区域で

1平米あたり25,000円が譲渡額となります。

 

土地の坪単価と比べると、かなり安い!!
窓口では、「他の町と比べるとまだマシな方ですので」との応対に腹が立ちましたが、
貴重な敷地も緊急車両が通るためと思い、なくなく茅ヶ崎市へ有償譲渡・・・

庇 (ひさし)

しっとり雨なら窓も開けられるように立派な庇(ひさし)を作って頂きました。
外から見るも良し、中から(お客さまの席から)見えるひさしの様子もこれまた良し!
この存在感はまさにプライスレス。
巧人宅間棟梁からの最高のプレゼントとなりました!

 

008.jpg

 

フローリングと自然塗料

2階のダイニングのフローリングの選択肢は、サクラ、メープル、ナラ、カラマツ。
基本カラーは"白"なので、見た目が優しく、柔らかい感じがした"サクラ"に決定!

 

ただ、表面処理にとても悩んだ・・・
そう言えば、基本設計のときにも木津さんに相談したっけなぁー
「赤ワインをこぼした時にシミは付かないですか?」

 

そういう不安もあり、キレイ好きのノリ(妻)はメンテナンスが楽なウレタン塗装品がいいと言い、
ボクは無垢ならではの肌触りが好みだったので、意見が合うまではバトルが続いた・・・

 

そんな時に設計士の木津さんから防汚性を比較する"シミシミ実験"の報告メール。
赤ワインを無垢材+ウレタン塗装、無垢材、無垢材+自然塗料(リボス)3種のフローリング材に
こぼし、15分後に拭き取り"シミ"が付かないか実験!
塗装品は〇
無垢材は×
自然塗料△ (うっすらシミ跡)

 

010.jpg

最終的には、メンテナンスをしっかり行うからとノリ(妻)を説得して、無垢材+自然塗料で進める
こととなりました。夫、久々の勝利(笑)。無垢の風合いを感じつつ、経年変化を楽しんでいこうと思います。
自然塗料の第一候補は、ユーロワックスを検討中。

 

手刻み

009.jpg木造軸組工法で柱、梁、桁をつなぐ継手、ほぞ穴加工は、工期短縮のため機械で加工するプレカットが全盛と聞きますが、のりたか邸の材木は、"手刻み"で加工して頂きました。

 

私達のスモールハウスでも数十本の加工はしなければなりません。

 

木の癖も何も関係なくただ加工するだけの方法を選ばず、時間と労力がたくさんかかる手刻みでの加工をしてくださった巧人・宅間棟梁のこだわりを感じるのでした。

安心!

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