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お店・家づくり。 Archive

ユーロワックス。

021.jpgお店のカウンターテーブル、階段、2Fリビングのフローリングは、自然塗料のユーロワックスで塗ることに

しました。ワックス担当はノリ(妻)。スポンジに含ませて、ささっと1回塗り、そして乾いてから2回目を塗って、あっという間に完了していた・・・こまめに塗っていたかは疑問に残るが、サクラのフローリングは、パネル毎に色の吸収具合が違って、いい具合にまだらに色が付いて大満足!

 

木材が違うタモ材(階段、手摺に使われている)は、サクラより色が濃く出やすいので、色の具合を試した方が良いかもしれません。それと、塗っている時に

 

ワックスの臭いはけっこう気になりましたが、翌日には、まったく気にならないレベルだったので、ほっとひと安心。

 

定期的にメンテナンスは必要だと思いますが、無垢の風合いを感じられるユーロワックスはいいかも。

ユーロオイルクリヤー 3.5L /¥9200- (0.7Lから)

本漆喰。

漆喰を塗る前にいくつか準備をしなければいけません。
1.目地のパテ埋め 2.穴埋め後のヤスリがけ 3.目地・出隅・入り隅のGファイバーテープ補強

ほとんど準備作業には、参加できませんでしたが、見てみるとホント大変な作業だなーと感じます。
そして、設計士の木津さんも初トライである綿寒冷紗というものを、カフェの客席側のみ貼りました。
昔ながらの綿寒冷紗は、漆喰との付着性がいいので、ひび割れ防止にもなり、又、平滑に塗れてとてもオススメです!

 

だけど・・・
石膏ボードに貼付ける際に使うこんにゃく糊は、初めはスモークの香ばしい香りに食欲を誘われますが、

充満するとだんだんと匂いに鼻がおかしくなり、くじけそうになりました・・・

 

そして、いよいよ漆喰塗りです!
送られてきた漆喰は、先ず袋ごとよく揉んで、練り加減を見てから水が少ないようなら追加してまた揉みます。左手にはコテ板、右手にはコテを持ち、コテ板に漆喰をのせて水を調整しながら塗っていき、一定方向へ漆喰を伸ばしていきます。

 

漆喰は設計士木津さんのオススメでもあり、何店舗も漆喰の実績があったので安心していましたが、
僕とノリ(妻)は、初めての漆喰塗りでもあり、不安もありましたが、最後には店舗部分を二人で完成させる

ほどの腕前になりました。

 

塗り始めは雑談をしながら、皆、楽しそうに。
少し慣れると、自分の塗った範囲を誇らしげに自慢します。
暗くなってくると、『ふっー』っとたまに声が聞こえてくるだけで、
しーんと無言で塗り続けていました。

 

ご協力頂いた皆様、どうもありがとうございました。
おかげ様で思い出のあるお店づくりができました。そして、僕とノリの漆喰塗りはプロ級に!?
Thanks 木津さん 木津潤平建築設計事務所のアルバイト3名、リーダー、うめちゃん、わかさん、
小町さん、木村さん (2011/2/24ー)

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我が家倶楽部。

1Fカフェスペースの壁は、自主施工で漆喰を塗りました。
漆喰と聞くと、"自然素材"というイメージだが、ただ漆喰と言ってもいろいろあるようで、
ホームセンターにあるモノは、化学繊維のすさや化学糊を使用しているものが占めている。
化学繊維は強度があるので施工のしやすさを考えるといいとは思うが、せっかくならば昔ながらの漆喰を探す

ことに。本漆喰を扱うメーカはいくつかあったが、材料の良さがとても分かりやすかった"我が家倶楽部"に決定。

早速、サンプルを取り寄せて実験することにした・・・

 

カフェの壁は、やさしさを感じる白をイメージしていたので、20種類ほどのサンプルから、貝灰漆喰、石灰漆喰、

石灰モルタル、ゼオライトを塗ってみた。昔ながらの貝灰は、城壁、町屋で使われていてnokkaの壁の本命と思っていたが、メーカの説明よりは粘りがなく塗りにくさを感じた。又、塗ってすぐは薄グレーで、年月が経過すると白さが増していくとあったが、そこまで待てないと思い断念。
西洋漆喰の石灰モルタルは、粘りが強く塗りにくいのでNG、除湿機にも使われているゼオライトは、調湿には良さそうだが、風合いが好みでなかったのでNG。結局、現在日本で一般的な石灰岩を高温で焼いて製造する石灰漆喰にすることにした。(2011/2/20)

 

石灰漆喰の配合
石灰、麻すさ(ひび割れ防止・保水剤の役目)、海藻糊(増粘剤・保水剤)、骨材(強度・ひび割れ防止)
*メチルセルロース・化学繊維・糊・セメントは含まれていません。

レセプション。

オープンを迎えられる喜びと、家づくり、お店づくりにたずさわって頂いた皆様に感謝です!

 

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看板となる外壁

当初の設計では、真っ白の外壁だったが、お店の看板ともなるような外壁にしたいとの思いがあり、参考に

なる写真やHPを見ながら二人でいろいろ話した。ガルバニウム外壁は好みでなかったが、予算の都合もあり、

何とかデザインによって活かせる方法がないか考えていたとき、

 

『色を分けて、大きさをランダムに張り合わせるとステキ!』とノリ(妻)が言った。

そして、そのアイデアを設計士の木津さんと巧人宅間棟梁にぶつけた時、二人の困惑した顔は今でも

忘れない・・・だけど、きっといいモノが出来るとノリは確信していたらしい(ボクは不安でしたが)

 

そして後日、このデザインが実現できるか宅間棟梁からの回答は、『できるよ!』と何ともうれしい瞬間だった。

張り合わせのパターンを木津さんにお願いして、単色、多色、色の割合パターンから選び、実現できることと

なった。

 

大きさ、色とランダムな板金を張り合わせる仕事は、とても大変な作業で、板金職人さんには頭が下がる思いです。そして、外壁の完成は、想像するよりもいいモノができ、nokkaの自慢の看板となりました。

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