Home > Archives > 2011年1月 Archive

2011年1月 Archive

フローリングと自然塗料

2階のダイニングのフローリングの選択肢は、サクラ、メープル、ナラ、カラマツ。
基本カラーは"白"なので、見た目が優しく、柔らかい感じがした"サクラ"に決定!

 

ただ、表面処理にとても悩んだ・・・
そう言えば、基本設計のときにも木津さんに相談したっけなぁー
「赤ワインをこぼした時にシミは付かないですか?」

 

そういう不安もあり、キレイ好きのノリ(妻)はメンテナンスが楽なウレタン塗装品がいいと言い、
ボクは無垢ならではの肌触りが好みだったので、意見が合うまではバトルが続いた・・・

 

そんな時に設計士の木津さんから防汚性を比較する"シミシミ実験"の報告メール。
赤ワインを無垢材+ウレタン塗装、無垢材、無垢材+自然塗料(リボス)3種のフローリング材に
こぼし、15分後に拭き取り"シミ"が付かないか実験!
塗装品は〇
無垢材は×
自然塗料△ (うっすらシミ跡)

 

010.jpg

最終的には、メンテナンスをしっかり行うからとノリ(妻)を説得して、無垢材+自然塗料で進める
こととなりました。夫、久々の勝利(笑)。無垢の風合いを感じつつ、経年変化を楽しんでいこうと思います。
自然塗料の第一候補は、ユーロワックスを検討中。

 

手刻み

009.jpg木造軸組工法で柱、梁、桁をつなぐ継手、ほぞ穴加工は、工期短縮のため機械で加工するプレカットが全盛と聞きますが、のりたか邸の材木は、"手刻み"で加工して頂きました。

 

私達のスモールハウスでも数十本の加工はしなければなりません。

 

木の癖も何も関係なくただ加工するだけの方法を選ばず、時間と労力がたくさんかかる手刻みでの加工をしてくださった巧人・宅間棟梁のこだわりを感じるのでした。

安心!

ガルバリウム屋根

構造材を組み立てる建て方が終わり、屋根の工事もあっという間に完了!
屋根工事は先ず構造材に屋根の下地材(野地板)貼る→断熱材を貼る→更に下地材を貼る→防水シートを貼ってからようやくガルバニウムの屋根を貼ります。

空気層も入れれば6層にもなる層に守られ、快適空間間違いナシ!

 

007-1.jpg  007-2.jpg

007-3.jpg  007-4.jpg

007-5.jpg  007-6.jpg

 

屋根の断熱材は、スタイロフォームを使用しています。
熱の伝えやすさを表す熱伝導率は、グラスウールの半分で断熱性能が良く、又、発泡性のポリスチレンで
できているので、耐水性にも強く経年劣化の心配もナシ!
カッターで容易に加工も出来ることから、"鳥人間コンテスト"の翼にも使用されたらしい。

建て方

コンクリートの基礎の上に土台を置き、それに柱と梁などを組み合わせて建築する工法の木造軸組工法
(在来工法)。主要な構造材を組み立てる建て方がスタート!
お昼前に現場に着くと、すでに1階部分の組み合わせは終わり、2階部分に取り掛かっていた。
冬晴れの中、大きなクレーンで木材を何回も吊り、巧人・宅間棟梁の指示のもと瞬く間に組み上がって
いくさまは何とも壮観でした。

 

006-1.jpg 006-2.jpg
006-3.jpg 006-4.jpg
006-5.jpg 006-6.jpg
   

 

柱を見ると、西から東に「いろはにほへと」北から南に「1から7」の番付けがされています。
昔はよく使われていたこの通し番号。その最初の部分が「い・1」なので建築用語が語源として「いの一番」
という言葉ができたそうです。

基礎工事-2

5.jpg

 

基礎工事が終わると「小さーい」っとコメントする人が多いが、僕たちにはちょうどいいサイズ。

お店の何処にいてもお客様を感じ、家の何処にいても家族を感じられるサイズ。

Index of all entries

Home > Archives > 2011年1月 Archive

Search
Feeds

Return to page top